おいしさブログ

おいしいお菓子について、こだわりの素材についてのお話

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楽花生パイのお話①

今回からそろそろ当社のお菓子について、お話して行こうかなと思っています。
開発のエピソードや社内だけにしか公開して来なかった思い出深いお話などもご披露して行きます。

さて、最初のお話は、現在お客様から最も多くお買い上げいただいている“楽花生パイ”にしましょう。
この商品は1985年4月29日にデビューしました。もう32年もご愛顧いただいているのですね。ありがたいことです。
このお菓子が生まれたきっかけは、お客様からのお声でした。
「何か千葉らしいお菓子はないの?」というお声をたくさんいただいたのです。
当時は洋菓子屋としてケーキを中心にチューリップサブレなどの焼き菓子も販売していたのですが、千葉にちなんだお菓子はひとつもありませんでした。

千葉といえば落花生ということで、落花生を使用したものをつくろうということで、このお菓子が生まれました。
落花生を蜜づけにして餡と合わせるというアイデアは当時社長をしていた父の発案でしたが、私には想像もできませんでした。
落花生は炒って香ばしくいただくものとばかり思っていたものですから、とても新鮮に感じたのを覚えています。
こういう食べ方もおいしいものだとつくづく思いました。
またパイはマーガリンでなくバターを折り込んで作るということについては、誰もが当然と考えていたので、いっさい異論は出ませんでした。

発売前には籠に入れてみんなで、店の回りに試食として配って歩きました。
この時期はお菓子を配って歩いても変に思われることもなく、とても喜んでいただけました。良い時代ですね。
おかげさまで前評判もよく、デビューと同時にいきなり当社の一番商品になりました。
それ以来当社のトップ商品として、いまだに不動の地位にいます。

そしてその味は一切変えることなく好評のまま18年間続いていたのですが、2003年7月1日ついにフルリニューアルされました。
一番商品をさらにレベルアップするということで、たいへんなプレッシャーがかかるリニューアルでした。
次回からこのお話をして行きたいと思います。

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チューリップサブレ50周年

皆さん遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
今年は、当社のチューリップサブレが、発売50周年を迎えました。今回はそのことをお話しようと思います。

この商品は、当社が初めて開発したギフト商品です。
50年前の当時、今でも有名ですが、鎌倉の豊島屋さんのハトサブレが大流行していました。
そこで、「千葉にもおいしいサブレがあってもいいじゃないか」ということになり、父と当時の工場長が何度も何度も試行錯誤を繰り返し、バターの配合がとても多いバターリッチなこのサブレが出来上がりました。
形はオランダらしいチューリップにすることにしました。それ以来、50年にわたり、たくさんのお客様にご支持をいただいています。
有名さでは、もちろんハトサブレにとても及びませんが、私はこのサブレがとても好きです。

50周年を記念して、チョコレートやチーズ味の姉妹品の発売が予定されています。
そちらも是非お試しいただきたいですが、個人的にはやはりプレーンタイプが好みかなー。



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新商品のお知らせ

皆さん、しばらくブログを書くことが出来ず、申し訳ありませんでした。

今回は、超間直ですが、明日(4月22日)発売される“ラ・タルトレット”という新商品についてコマーシャルも兼ねてお話したいと思います。
このお菓子は、以前このブログでフライング予告をしていたパスカルさん開発の商品です。パスカルさんといえば、もうこのブログで、何回も登場しているフランスのMOF(フランス国家最優秀職人章)パテイシエです。

その際は「落花生と柚子を組み合わせたギフトに使えるタイプのタルト」と予告したと思います。
その後、一種類では寂しいということになり、もう一種類兄弟になるタルトをセットで発売しようということになりました。
“タルトレット・ショコラ”です。こちらはアーモンドとフランス産チョコレートの組み合わせです。
チョコレートはヴァローナ社製のカカオ分がたっぷりのものを使用しています。ちなみに、タルトレットというのはタルトの小型番のことです。

実は、この商品はパスカルさんが「千葉のお菓子を作りたい」という提案でスタートしました。そしていろいろ検討した結果“千葉の柚子”をテーマに開発を進めようということになりました。

以前お話したように、柚子はフランスでもたいへん注目されている食材のようです。もちろん消費、生産とも日本が最大であり、日本の伝統ある誇るべき食材です。
このお話をしたところ、パスカルさんも大好きな食材のようで、とても乗り気になってくれました。
おかげさまで柚子の生産者も見つかったのですが、やはり毎年安定した質と量の確保となると、なかなかハードルが高く最終的に難しいということになってしまいました。したがって千葉以外のもの(もちろんおいしい国産柚子)を使用することにしました。

ということで、今回は、「千葉の菓子」というよりも、むしろ「パスカルさんのお菓子」ということになります。結果的にはショコラも加わり、とても魅力的な商品になりました。
ぜひお楽しみください。


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