オランダ家社長ブログ

楽花生パイのお話⑤

またしばらく間が開いてしまいましたが、前回の続きのお話(パイ生地のリニューアル)をして行きたいと思います。
前回はヨーロッパ産のバターを輸入するのではなく、パイ生地として輸入しようと考えたところまでお話しました。どう考えてもそれが一番現実的でした。
その後、紆余曲折を経てというよりは、かなりトントン拍子にオランダからパイ生地を直接輸入できることになりました。

このパイ生地メーカーとは2003年の楽花生パイリニューアルの準備以来ですので、15年近くのお付き合いになります。とても良好な関係が続いています。家族的であり、紳士的で、何か支障があった場合(15年間の間には何かはあるものです)には、たいへん誠実な対応をしてくれます。
本当に素晴らしいパートナーとめぐり合えたと思っています。

後で教えていただいたのですが、この会社は創業が1885年という老舗企業で、創業以来100年以上続いている優良企業であり、オランダ王室から認められ、王室の紋章をいただいているそうです。
王室お墨付きということですね。たいしたものです。

「当社の社名がオランダ家だからオランダから仕入れたのか」とよく聞かれますが、決してそうではありません。結果としてこのようになったのですが、私としては何か『運命の糸で結ばれている』ような縁を感じています。

せっかくここまでお話したので、この会社との出会いをお話しましょう。
ということで、輸入を始める前にお話しを戻しましょう。

当時は、当然のことながら、どのように輸入すればよいのかまったく分かりませんでしたが、日本貿易振興会(JETRO)という機関で輸出入の相談に乗っていただけるということが分かり、お訪ねしました。すると担当の方から当社の使用量なら、直接輸入したらどうかとのアドバイスをいただきました。
商社でもないのにそんなことができるのか不安もありましたが、お手伝いいただけるとのことでしたので、思い切ってチャレンジすることにしました。それからは、とても親身になってお手伝いしていただきました。本当に感謝しています。

始めのうちは、以前お話したようにフランスのバターに感動して、楽花生パイに使用したいと思ったこともあり、フランスのパイ生地を製造している会社をいくつか当っていました。
eメールでのやり取りから始め、サンプルを送ってもらったり、いろいろなやり取りをしましたが、なかなか話がまとまらず、「これは一筋縄ではいかないぞ、時間がかかることを覚悟しなければならないな」と感じていました。

そんなところに、突然降って沸いたようにオランダ大使館からJETROさんに「パイ生地を扱ってくれる会社を紹介してほしい」というメッセージが届いたのです。

この後は、次回にお話して行きます。





スポンサーサイト

PageTop