おいしさブログ

おいしいお菓子について、こだわりの素材についてのお話

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

私が考えるおいしさ④

さて「私の考えるおいしさ」の話を続けたいと思います。
一番目は「バランス」でした。
今回2番目として挙げたいのが「主素材(テーマ)の味をしっかり出す」ということです。

チョコレートのお菓子なら、チョコレートの味をしっかり出す。小豆のお菓子なら小豆の味をしっかり出すということです。
まあ、当たり前と言えば当たり前と思われるかもしれませんね。

弊社は和菓子も洋菓子も扱っていますが、お菓子の味作りに携わってみると、なかなか面白いことに気づきました。
洋菓子と和菓子は味作りの考え方を基本的に変える必要があることに気づいたのです。

洋菓子は、基本になる素材が、砂糖、小麦粉、卵、油脂といったものです。
たとえば、テーマの味がチョコレートなら、チョコレートの味が他の素材の味に勝たなくてはなりません。
したがって、チョコレートの味をしっかりと出すには、どちらかというと濃い味になります。薄味にすると、どうしても小麦粉や卵の味が出てきてしまい、何のお菓子だかよくわからない味になってしまうからです。

いっぽう和菓子は、テーマになる味が小豆だったり、お米だったりと、香りや味わいの繊細なものが多く、素材の味を強調するには、結構気を使います。
配合そのものも、洋菓子のように多彩な素材の組み合わせというわけではなく、至ってシンプルなものが多いです。
したがって、その他の素材が極力主素材の邪魔にならないようにしなければなりません。
その結果、和菓子は、薄味になります。

一言で表すと、「洋菓子は足し算、和菓子は引き算」というイメージでしょうか。
どちらも奥が深いですね。

スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。