おいしさブログ

おいしいお菓子について、こだわりの素材についてのお話

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私が考えるおいしさ③

前回「誰もが認めるおいしさは、バランスが良いということが大切なんだ」という気付きが確信に変わったのは、もう一つのワインを飲んでからだったというお話で終わりました。
今回はそのワインのお話をしたいと思います。

そのワインは、シャトーラフィットロートシルトというワインです。
ボルドーでも最高級ワインのひとつとして、やはり世界から認められているワインです。
もちろんとても高価ではありますが、ロマネコンテイと比べるとかなり安いです。なぜなら生産量に圧倒的な違いがあるからだということです。

確かにロマネコンテイは超少量生産で、お目にかかることさえ難しいのですが、ラフィットは、ある程度量産されているので、高級ワインを扱っているデパートやワイン専門店ではお目にかかることも出来ると思います。
したがって、その希少性において価格差が出来ているわけで、品質に差があるかと言うとそんなことはないと思います。
どちらもたいへんおいしいです。

以前教えていただいたお話ですが、わが国が正式に国賓をお迎えする際にお招きする「迎賓館」では、このワインを、毎年決まった数量を購入し、常に用意されているということです。

さて、そのラフィットを初めて飲んだ際も(もちろんぶどうの種類も違いますし、味のタイプはまったく違うのですが)、やはり風味や、酸味、渋み等どの点をとっても非の打ち所がなく、素晴らしくバランスがよく、たいへんおいしいかったのです。
一言で表現すると「非常に高いレベルで、きれいに(実にあたりさわりなく無難に)まとまっている」というイメージでしょうか。
その点が、ロマネコンテイとも、まさに共通していると思えてしまったのです。

確かにこのワインだったら、世界のVIPをお迎えしても、合わせられる料理も幅広いでしょうし、どなたからもおいしいと感じていただけるでしょう。
そこで、私は得心したのです。「そうか、バランスの良さこそ誰からもおいしいと感じていただける最も重要な秘訣なんだ」と。

P.S.  
とはいえ、ここで告白しておきますが、私の最もお気に入りのワインは実は上記2本ではございません。
 

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