オランダ家社長ブログ

チョコレートのお話③

前回はチョコレートの加工工程の途中で終了してしまいました。
生のカカオの種(豆)を発酵、乾燥させ、さらに焙煎して粉砕するところまでお話しましたね。

その後は、いよいよいろいろな豆をブレンドして独自の基本となる味を作るのですが、ここでそのチョコレートの特徴が形成されます。
各チョコレート会社の個性がここで決定されるわけです。まさに勘所ですね。
当然各社のトップシークレットでしょう。
そして、工程はまだまだ続きます。
さらにその豆を細かく粉砕し、すりつぶして行きます。すると、今まで固体であったものが、カカオバターという油脂を含んでいるのでドロドロな液状になってゆきます。
是非なめてみたかったのですが、残念ながらそれはできませんでした。

そしていよいよ本格的な味付けになります。
砂糖やミルク、その他キャラメル等、各種のフレーバー(もちろん天然のフレーバーです)を加え、いろいろな味に変化させて行きます。
その後さらに細かくすりつぶし、練りこみ、温度調節をして型に入れ、冷却してようやく私達が口にできるチョコレートになるのです。

ふー、簡単に説明しようと思いましたが、工程がたくさんありますねー。簡単にはなりませんでした。
自分で書いていてびっくりしてしまいます。

コロンブスが運んできたカカオという得体の知れない代物を、ヨーロッパの方々は数百年にもわたって、後生大事にこねくり回し、こんなに手間隙をかけて現在のチョコレートに昇華させてきたわけです。
その執念と、出来上がったチョコレートという偉大な作品に脱帽ですね。芸術品といえるかもしれません。

私はすっかりチョコレートのとりこになってしまいました。
「オランダ家でもおいしいショコラ作りたいなー」と思ってしまいました。
パスカルさんも「何でショコラを作らないんだ」と言っていました。
「近い将来一緒に作れたらいいね」などと話しながら帰ってきました。本気になりそうです。


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