オランダ家社長ブログ

おいしいと感じる幸せ

前回ブログの続きです。

その後しばらくは、大人が「おいしい」という食べ物については、とにかく口に入れるようになってしまいました。
おいしいと喜んでいる顔(特に父はとてもおいしそうに食べるのです)を見ていると、うらやましくて、うらやましくて、自分も早くそうなりたかったのだと思います。
大人の真似もしたかったのでしょう。または、実はまんまと親の術中にはまってしまったのかもしれません。

おかげさまで、一切好き嫌いがなくなってしまいました。
しかし、その後、大人になってからも、おいしいといわれるもの(ラーメン等のB級グルメももちろん)には敏感に反応してしまい、一度は口にしてみたくなるようになってしまいました。
その結果、我が家のエンゲル係数の上昇率は・・・・ご想像にお任せします。


おいしいという感覚、感動は、同時に幸せ(当社では、「おいしい幸せ」と呼んでいます)を感じさせてくれます。
もちろん一人でも味わうことができますが、人と一緒に食べると、そのおいしさを共有でき、さらに大きな幸せを感じます。
昔から人間が、食事を通して懇親を図ってきたのは、そこに「おいしさ」が介在していたからですね。

私は、食事のときには、なるべくその食事について、楽しい話題にするようにしています。たとえば、食材について、作り方について、何がおいしさを感じさせてくれるのか、等々。
また作ってくれた人から、直接お話を聴くことができると、その工夫やこだわりも理解でき、さらにおいしさが増しますね。当然一緒にいる人たちとの共通の話題でもあり、楽しくおいしさを分かち合えることが出来ます。

味覚という感覚は、私たちの生活を豊かにする、とても文化的で創造的な感覚だと思います。
この味覚を通して、「おいしさ」は創造されます。他の動物にはない、人間に備えられた特権とも言えるでしょう。

「食」は文化といわれます。その中でも、どうやら人間は「お菓子」に対して特別な想いがあるようです。
次回あたりからそろそろその話題に移って行きたいと思います。


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今日からブログスタート!

いよいよ今月からブログを書くことにしました。皆さん、よろしくお願いします。
このブログを通じて、私のお菓子に対する想い、オランダ家に対する想いをざっくばらんに、私自身も楽しみながらお話していけたらと思います。

まず始めに、皆さんに告白しておくことがあります。
実は、私はとても食いしん坊なのです。小さいころから口に入れるもの(食べ物・飲み物)に、とても興味がありました。と、申しますか、両親・祖父母を始め、晩酌を楽しんでいる大人の食事風景がうらやましくて仕方がなかったのです。

「イヤー今日のおつまみは、お酒にぴったりだね!」
「このつまみは珍味だねー!イヤーおいしい!おいしい!」

当社は戦後、祖父と長男である父を中心に、家族が力を合わせて起こした会社です。
仕事が一段落すると、毎晩家族が集まって夕食を囲んでいました。祖父と父は、お菓子はもちろん、食事とお酒がとても好きでした。贅沢はしていませんでしたが、食事をおいしく食べることをたいへん楽しみにしていました。

私も当然一緒に食べるのですが、いつも大人は私のメニューとは違うもの(お酒やつまみ)を「おいしい、おいしい」と言いながら食べているのです。もちろん「食べたい」と言えば、食べさせてくれるのですが、とてもおいしいと思えない得体の知れない(例えば塩辛など)シロモノを楽しんでいるのです。

子供によっては、こんなまずいものをどうして大人が楽しんでいるのか理解できず、興味を無くすこともあると思います。しかし私は、それが悔しいやら、うらやましいやらで、ますます興味が深まっていきました。
どうやら私のくいしん坊は、家族の晩酌から始まったようです。

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